神宮外苑地区再開発の再考を願う建築・造園・都市計画・環境の専門家有志

私たちについて

設立趣旨

私たちは、現在大問題となっている、「神宮外苑地区再開発の再考を願う建築・造園・都市計画・環境の専門家有志」です。
メンバーは下記です。
 石川幹子(東京大学名誉教授、造園学、都市環境学)
◎糸長浩司(元日本大学教授、環境建築学)
 岩見良太郎(埼玉大学名誉教授、都市計画)
 大方潤一郎(東京大学名誉教授、都市計画)
 原科幸彦(千葉商科大学学長、東京工業大学名誉教授、環境学)
 藤本昌也(日本建築士会連合会名誉会長、建築設計)
 松隈洋(神奈川大学教授、近代建築史)
 若山徹(新建築家技術者集団会員、まちづくり)
2023年1月から活動を始めています。

石川幹子の紹介

石川 幹子(いしかわ みきこ)プロフィール   中央大学研究開発機構・機構教授、東京大学名誉教授。 農学博士、技術士(都市及び地方計画)。元日本学術会議会員(環境学委員会委員長)。 専門:都市環境計画、ランドスケープ設計。 宮城県生まれ、東京大学農学部卒業、ハーバード大学デザイン大学院修士課程修了、 東京大学大学院農学生命科学研究科博士課程修了(農学博士)  慶應義塾大学環境情報学部教授、東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻教授、 中央大学理工学部人間総合理工学科教授・学科長を経て、 現在、中央大学研究開発機構教授・機構教授、東京大学名誉教授。   受賞:日本都市計画学会論文賞(2001年) EU環境基金国際競技設計「21世紀の公園」最優秀賞(2003年) 土木学会デザイン最優秀賞(2007年) 日本都市計画学会計画設計賞(2007年) みどりの学術賞(2008年) 都市公園コンクール国土交通大臣賞(2011年) 日本公園緑地協会北村賞(2014年) 日本都市計画学会石川賞(2015年) 鎌倉市文化功労賞(2015年) 日本公園緑地協会佐藤国際交流賞(2018年) 中国四川省都江堰市文化功労栄誉賞(2019年) 日本造園学会上原敬二賞(2019年) 日本造園学会著作賞(2022年) 中国四川省成都市公園都市実践賞(2022年) 主な著書:『都市と緑地』(2001年岩波書店) (日本都市計画学会論文賞・受賞、2021年) 『流域圏プランニングの時代』(2005年共著、技報堂出版) 『グリーンインフラ:地球環境の持続的維持をめざして』 (2020年中央大学出版部)(日本造園学会著作賞受賞、2022年) 『水循環と暮らしⅠ・Ⅱ』(2016、2019 丸善プラネット) 『水循環と暮らし Ⅲ』 (2022年 丸善プラネット)

若山徹の紹介

若山徹(わかやまとおる) 1947年生まれ。1970年早稲田大学建築学科卒業。建築設計事務所5年、都市計画コンサルタント10年の勤務を経て1985~2021年都市計画コンサルタント地域計画研究所を主宰。新建築家技術者集団東京支部に設立当初から参加、東京問題研究会に所属し東京の都市問題を検討、建築とまちづくり誌に「東京の大規模開発の現状」、「神宮外苑再開発と私たちの提案」、「みんなでつくった腰越公園」等を寄稿。「都市近郊」土地利用辞典(アーバンフリンジ研究会・建築知識共著)

糸長浩司の紹介

糸長浩司 (いとなが こうじ)
NPO法人エコロジー・アーキスケープ(環境・建築・芸術・景色融合)理事長 山形県飯豊町いいで農村未来研究所所長 飯舘村放射能エコロジー研究会共同世話人 環境デザイン雑誌『BIOCITY』監修人 元長崎県対馬市域学連携委員会委員長 丹沢大山自然再生委員会調査部会長 日本大学生物資源科学部 助手~教授~特任教授(1986年~2022年) 建築・地域共生デザイン研究室主宰 工学博士、環境建築家 九州大学工学部建築学科卒業、 東京工業大学大学院社会開発工学専攻博士課程修了
[専攻]
環境建築学・都市農村計画・環境デザイン ・原子力災害・エコロジカルデザイン・地球環境問題と解決学
[研究活動]
・住民参画の地域づくりの実践的研究(山形県飯豊町、福島県飯舘村、長崎県対馬市等) ・人新世時代の自然と共生したエコロジカルデザイン ・原発事故後の汚染実態と地域再生についての支援研究 ・津波被災地の大船渡市碁石地区での復興支援研究 ・脱炭素社会と建築、都市再開発 ・自然と共生した環境創造哲学、脱経済社会の構築デザイン、 ・日本、世界(中国、西欧)でのエコロジカルと伝統の融合した建築・都市・農村・地域計画の研究 ・中国の都市農村計画研究と計画設計・助言(2014年大冶都市計画設計助言(上海・  磯崎新+胡事務所) ・低炭素コミュニティデザイン ・パーマカルチャーデザイン ・エコビレッジの研究 ・住民参画による地域での再生可能エネルギーの普及デザイン ・日本と世界でのツーリズム研究(グリーンツーリズム、エコツーリズム、エコミュージアム) ・団地再生研究(茅ヶ崎市等 ・ストローベイル建築等の自然建築研究
学会活動
農村計画学会名誉会員(履歴 顧問、副会長、事業企画委員長、編集委員長、大震災復興特別委員会委員長) 日本建築学会会員(履歴 地球環境委員会委員長、農村計画委員会幹事) 脱炭素社会推進会議幹事 元自然環境復元協会顧問 元中国都市計画学会農村計画委員会顧問 [賞] ・農村計画学会賞(業績)2020、震災復興から俯瞰する農村計画研究会の一員、「連携と持続に着目した東日本大震災の復興に関する総合的農村計画研究 ・農村計画学会賞(実践)2019 「津波被災住民と建築・まちづくり専門家の協働による新しい集落づくりの実践-岩手県大船渡市碁石地区防災集団移転住宅地『りあすの丘』プロジェクト-」 ・農村計画学会賞(業績)2013「エコロジカルな農村計画をめざす先駆的研究と実践」・日本建築学会教育賞(2008) 「キャンパス・エコビレッジの創造のための農・環境・建築創造教育」

岩見良太郎の紹介

岩見良太郎(いわみ りょうたろう)

[略歴]

東京大学工学部都市工学科卒,同大学院博士課程修了(工学博士).青森大学,都留文科大学を経て1994年より埼玉大学経済学部教授.2011年退官.この間2001~02年ロンドン大学(LSE)において,イギリスの都市計画と地域社会とのかかわりについて調査,研究.

[研究活動]

大学院生に進学時、当時設立された区画整理・再開発全国連絡会議の活動に参加。以降、まちづくり運動に学びつつ、研究活動を進めてきた。

主な著書は以下のとおりである。

単著:『土地区画整理の研究』(1978年)、『土地資本論 地価と都市開発の理論』(1989年)(以上、自治体研究社)、『「場所」と「場」のまちづくりを歩く 日本編 イギリス編』(2004年、麗澤大学出版会)、『場のまちづくりの理論 : 現代都市計画批判』(2012年)、『再開発は誰のためか 住民不在の都市再生』(2019年)(以上、日本経済評論社)。

共著:『講座現代居住第3巻』(1995年、東京大学出版会),『大震災と地方自治』(1996年、自治体研究社),『日本の都市法Ⅰ 構造と展開』、『日本の都市法Ⅱ 諸相と動態』(2001年、東京大学出版会)、『石原都政の検証』(2004年、青木書店)、『豊洲新市場・オリンピック村開発の「不都合な真実」』(2017年、自治体研究社)、『住民主権の都市計画 逆流に抗して』(2019年、自治体研究社)

 

CONTACT

神宮外苑地区再開発の中止と再考を願い、かつ東京都環境影響評価審議会での本再開発に関して、事業者の提出した評価書に関して再審議を要請している、建築・造園・都市計画・環境分野の専門家有志の集まりです。

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